わかみや さんの合格体験記

 up2016年01月29日
わかみや さんの合格体験記

【1】受験動機

高校生の頃、進路を考えるにあたり、何か手に職があった方が良いのでは?との家族からの勧めもあり、税理士という資格を知りました。そしてまずは日商簿記の勉強から始めました。

【2】税理士取得のメリット

私は一般企業で経理の仕事をしており、資格取得後のメリットをまだ実感していませんが、この先の選択肢は増えたと思います。

【3】勉強方法

(1)働きながらor専念

簿財は受験に専念して一気に取り、税法は働きながらコツコツ勉強しました。

(2)通学か通信か

通学の方が好きですが、希望の曜日、時間帯が無い科目は通信で勉強しました。

通学は決まった時間に毎回通うのが難しい時もあったり、次の授業までに復習が追いつかない事も多々ありましたが、ちょっとした事でも先生に質問したり、勉強している人がこんなにいるのだという刺激は常にありました。

通信は自分でペースをコントロールしなければいけない反面、時間帯を選ばずに出来る、途中で中断出来る、繰り返し見られるなどメリットもありました。

(3)理論の勉強法

理論暗記はほとんど通勤電車の中でやりました。頭の中でスラスラ出てこないとスラスラ書くことは出来ないので、とにかく1回でも多く回すことが必要だと思いました。もちろん丸暗記だけでは合格答案を書くことは無理なので、問題集やテスト問題を繰り返し解くようにしました。

(4)計算の勉強法

教科書をどれだけ眺めても覚えられないので、とにかく問題を解くことだと思いました。また、総合問題になると問題文も長くなりあちこち参照しないとならないので、マークの引き方や線表の書き方など自分なりの方法を工夫しました。

(5)総合問題

2時間集中して問題を解くのは、頭も疲れるし手も疲れてきます。これもやはり練習あるのみだと思い、直前期は何度も2時間で問題を解くようにしました。可能な限り本試験と同じ時間にスタートするようにしました。

【4】受験生へのメッセージ

働きながら勉強するのは大変です。私は2科目受けてどちらも不合格だった年がありました。翌年は遠回りのようでも1科目だけの受験にしてうまくいきました。人により勉強の環境はさまざまだと思うので一概には言えませんが、着実にいくのが合格への近道のように思います。また、1回で受かった科目は忘れるのも早いです。何度か受験した科目はいつまでも覚えています。受かるまでに何年かかかっても、その先のことを思えば悪いことばかりではないと思います。試験は知識だけでなくテクニックも必要なので、とにかく一つでも多く問題を解いて、1点でも多く取れればそれが合格に繋がると思います。本試験でも最後まであきらめず、「あと1点」を取りに行くことだと思います。