渡邊美弥子さんの合格体験記

2016年08月29日

[1] 受験動機

税理士事務所での同僚たちが税理士試験の勉強をしていたので、その影響を受け、自分も目標を持とうと、簿記の勉強を始めたのがきっかけです。

私は、税理士事務所で仕事をしていますが、日々学ぶことが沢山あります。また、青税をはじめ、講習や研修で勉強することにより自分が成長することができ、人とのふれあいの輪も広がりました。

私の場合は、一旦仕事から離れ、６年間専念（専業主婦）して取りました。大地震があった年以後２年連続からぶりだったこともありましたが、くじけず受け続けました。

私は基本通学でした。先生の熱意もはだで伝わり、一所懸命頑張っている他の受講生達を見ていると自分も頑張ろうという気持ちになりました。

まずは内容理解からはいりました。そして理論の内容は計算の内容でもあるので、計算、理論はセットで覚えました。

内容を理解して覚えるとまず忘れることはないし、試験で規定通りに書く時間がないときは、自分の言葉で書く等して対応できるので時間配分での大失敗を回避することができます。内容が合っていれば、バツにはできないと思うのでまんべんなく点数を取ることができるのではないかと思います。

授業を受けたらあまり時間をおかずに、計算練習を繰り返します。計算はスポーツと同じで繰り返し練習することで、頭の回路が太くなり、練習を繰り返すごとに反応が早く正確性が高まります。

税理士試験はあきらめないで根気よく頑張った人に光が見えてくるものと思います。合格した後も勉強はずっと続きますがそれは自分の財産になるので素晴らしいことだと思います。

官報合格まで長期戦ではありますが、不合格の年があってもそれで命がどうこうするわけでないので、むしろ受験を楽しんでしまうとプレッシャーからときはなたれて、良い方向へ向かうこともあるかもしれません。私も税理士としての勉強はこの先ずっと続きます。お互いに頑張りましょう。